月経以外の出血があれば、必ず婦人科を受診してください
生理以外で、膣や子宮、外陰部などから出血することを
すべて不正出血といいます。
不正出血は多くの女性が経験しますが、
月経との区別がつきにくかったりして、
受診しないで済ませてしまう方が多いのです。
不正出血の原因はさまざまですが、出血の量や回数、
他の症状の有無にかかわらず、安易な自己判断は避けて
必ず婦人科を受診して相談するようにしてください。
特に注意しなければならないのが、子宮がんなどの
重大な病気が原因で出血が起こっている場合があるからです。
子宮頸がんでは、初期は無症状で自覚症状がない方が
ほとんどですが、進行すると病巣からの出血がおきます。
子宮体がんでは、比較的初期から出血が見られます。
そのほかにも、不正出血はホルモンバランスの乱れや
卵巣機能不全などが原因で起こることもあります。
また、子宮頸管ポリープという良性腫瘍が原因で
出血することもあります。
いずれの場合も、必ず医療機関を受診するようにしましょう。
2012年03月26日