ひどい生理痛の原因は子宮内膜症かもしれません
子宮内膜症は、子宮内膜や類似した組織が子宮以外のところで
増殖・機能する病気です。
その主な症状は、月経痛、下腹痛、性交痛や不妊です。
子宮内膜症の患者さんの88%が月経困難症で、そのうちの
約70%が鎮痛剤を必要とするほどの強い痛みを感じていると
されています。
子宮内膜症は、閉経するか外科的処置(根治手術)を行わないと
完治はしません。また、服薬など術後のアフターケアも大切です。
痛みと不妊、卵巣チョコレート囊胞の3要因を考慮して
治療方針を検討することになりますので、一度ご相談ください。
特に、生理痛が我慢できないほどひどい方や、最近市販の痛み止めが
効かなくなってきたという方は要注意です。
2011年12月09日